仮装通貨トラブルにおける解決の現実について調査のプレスリリースを配信しました

Press 250311

詳細な調査結果は、プレスリリース全文をご覧ください。

調査の背景

近年、仮想通貨市場の拡大とともに、詐欺やハッキング、不適切な運用による資産消失などのトラブルが急増しています。

そこで、GOODREIは実際に仮想通貨のトラブルに遭遇した人が、どの程度仮想通貨に関するトラブルを解決できているか、トラブルを解決するためにどこに相談しているかを調査しました。

調査結果

今回は仮想通貨のトラブルに遭遇したことがある方を対象に調査を実施しました。なお、遭遇したトラブルの内容は以下のものです。

・価格暴落による価値の喪失
・アカウントへのログインができない
・詐欺的な仮想通貨プロジェクト
・ハッキング・不正アクセスによる盗難
・取引所の破綻・倒産
・ハードウェアウォレットの紛失
・レンディング・ステーキングで預けた仮想通貨が返却されない、利息が支払われない
・2段階認証デバイスの紛失
・秘密鍵・リカバリーフレーズの紛失・喪失

仮想通貨トラブル解決状況

仮想通貨のトラブルが発生する原因には複数の要因があります。その中でも「詐欺」「第三者による不正アクセス」「端末の紛失」「自身の操作ミス」といったものについては失った資産を取り戻せる可能性が非常に低いというのが実態です。

相談先として最も多かったのは仮想通貨の発行元と仮想通貨の交換業者でした。これは当然の結果かと思います。一方で、他の相談先も上記の2つと大差ない回答数を得ており、仮想通貨のトラブルを解決するために、様々な先へ相談をしている姿がうかがえました。

仮想通貨復元サービスの利用状況

結果、仮想通貨復元サービスを過去に利用したことがある人は48%と、トラブルに遭遇した人の約半数が利用した経験があると判明しました。

また、これまでに利用したことが無い人の中では困ったら利用したいという回答が34%あり、仮想通貨のトラブルに遭遇して解決に苦労した人にとっては、仮想通貨復元サービスが一定の選択肢になっていると考えられます。

仮想通貨復元サービスを利用しない理由

「費用が高額で、自身の持っている仮想通貨額と見合わない」という回答が最多で23%でした。
仮想通貨復元サービスの料金は高額なことも多く、仮想通貨保有資産額が少ない人にとっては、復元する金額を超えてしまうこともあると想定されます。

また「サービスを依頼しても復元できると思えない」と回答も多数ありました。

弁護士 坪内清久氏は、ITセキュリティの現場に相対する弁護士として、今回の調査結果からもまだまだ仮想通貨に関するトラブルの解決が難しい状況があるということを再確認しました。

仮想通貨は便利な資産運用手段である一方で、詐欺やハッキングなどのリスクも存在します。高額な利益をうたう投資話や、不審な取引所・サービスには十分注意し、信頼できる情報源をもとに慎重に判断することが大切です。万が一被害に遭った場合は、泣き寝入りせず、専門家に相談することを強くお勧めします。とコメントしました。

この調査の詳細については、株式会社GOODREIのプレスリリースをご確認ください。

■本件に関するお問い合わせ
株式会社GOODREI 広報担当
メール:news@goodrei.tokyo

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