デジタル遺品対策——家族が困らないために

Img260624
目次

デジタル遺品対策とは?家族が困らないために今からできる終活を解説

スマホの普及に伴い、近年は「デジタル遺品」への関心が高まっています。

ある60代の女性は『家族には迷惑をかけたくないけれど、スマホの中身は全部見られたくない』と話していました。こうした悩みを抱える方は、決して少なくありません。

デジタル遺品対策では「残したい情報」「削除したい情報」を整理しておくことが大切です。

本記事では、デジタル遺品対策についてわかりやすく解説します。

デジタル遺品とは?スマホ・SNS・サブスクも対象

Image

デジタル遺品とは、故人が利用していたスマホやパソコン内のデータ、インターネット上に残る資産や情報を指します。

デジタル遺品には、次のようなものがあります。

  • スマホやパソコン内の写真・動画などのデータ
  • LINEやSNSなどのアカウント情報
  • ネット銀行・ネット証券などのデジタル資産
  • サブスクリプション(定額制サービス)や会員サービス
  • クラウドストレージやメールアカウント

NTTドコモ モバイル社会研究所の2026年の調査によると、60代のスマホ所有率は95%、70代でも86%に達しています。

シニア世代のスマホ普及は大きく進んでおり、SNSやネットサービスの利用増加に伴い、デジタル遺品も多様化しています。

近年は「デジタル終活」という言葉も広がり、デジタル遺品への関心も高まっている状況です。

出典:NTTドコモ モバイル社会研究所

デジタル遺品対策をしないと危険?放置によるトラブルとは

Image

デジタル遺品対策をしないと、死後にさまざまなトラブルが発生する可能性があります。

特にスマホにプライベートな情報がある方は、生前のうちに整理しておくと安心でしょう。

デジタル遺品を放置すると起こりやすいトラブル

デジタル遺品を整理しないまま放置すると、家族がさまざまなトラブルに巻き込まれる可能性があります。

たとえば、スマホのパスワードがわからずロックを解除できなかったり、サービスを解約できず料金が発生し続けたりするケースも少なくありません。

また、ネット銀行やネット証券の存在に家族が気付かず、相続手続きが進められないこともあります。

実際に国民生活センターでも、デジタル遺品に関するトラブルへの注意喚起が行われています。

パスワードやログイン情報がわからないことで、家族が対応に困るケースも多いため、事前に整理しておくことが大切です。

出典:独立行政法人 国民生活センター

死後にスマホを見られたくない方も多い

Image

家族に迷惑をかけたくない気持ちがあっても、スマホにはプライベートなデータが含まれているケースも少なくありません。

実際に『LINEのトーク履歴だけは見られたくない』『検索履歴は消しておきたい』と話してくれた方が複数いました。こうした思いは、年齢や性別を問わず共通しているようです。

その一方で、ネット銀行の情報や各種サービスのアカウント情報など、残しておきたい内容もあります。

デジタル終活では「残したい情報」「削除したい情報」を分けて整理することが重要になります。

今からできるデジタル遺品対策4つ

Image

デジタル遺品対策は、死後に家族が困らないよう事前に準備しておくことが大切です。

今からできるデジタル遺品対策は、次の4つです。

  1. スマホの写真・動画データを整理する
  2. 登録しているSNS・サブスク・ネットサービスを確認する
  3. パスワードやアカウント情報を整理する
  4. エンディングノートへ残しておく

一度整理して終わりではなく、定期的に見直すことで、万が一の場合でも家族が対応しやすくなります。

1. スマホの写真・動画データを整理する

スマホには、写真や動画、ダウンロードデータなど、さまざまな情報が保存されています。

デジタル終活では、見られたくない写真や不要なスクリーンショット、使っていないデータなどを整理し、必要に応じて削除しておくことが大切です。

また、家族との思い出の写真や動画は、フォルダ分けやクラウド保存などで分かりやすく整理しておくとよいでしょう。

2. 登録しているSNS・サブスク・ネットサービスを確認する

デジタル終活では、利用しているSNSやサブスクリプション(定額制サービス)、ネットサービスを洗い出して確認することが重要です。

過去に登録したサービスは、自分でも忘れていることがあります。

契約しているサービスを把握していないと、死後も料金が発生し続ける可能性があります。

また、利用中のアカウントを放置すると、不正利用や情報漏えいにつながることもあるため注意しましょう。

不要なサービスは解約し、利用中のアカウントや契約についてはリスト化したうえで「解約してほしいもの」「家族へ引き継ぎたいもの」を整理しておくと安心です。

3. パスワードやアカウント情報を整理する

Image

デジタル終活では、パスワードやアカウント情報の管理も必要になります。

ネット銀行やネット証券のログイン情報、スマホのロック解除情報、Apple IDやGoogleアカウントなどは、家族が把握できないと、必要な手続きを進められない可能性があります。

場合によっては、デジタル資産の存在に気付けないケースもあるため注意が必要です。

近年は二段階認証などにより、本人以外が簡単にアクセスできないサービスも増えています。

利用しているサービスやデジタル資産を洗い出し、不要なアカウントは削除したうえで、情報を整理しておきましょう。

また、iPhoneの故人アカウント管理者(デジタル遺産連絡先)」や、Googleの「アカウント無効化管理ツール」など、死後の引き継ぎ機能を用意しているサービスもあります。

4. エンディングノートへ残しておく

エンディングノートに必要な内容をまとめておくことも、デジタル遺品対策のひとつです。

たとえば、ネット銀行やネット証券のログイン情報、利用中のサービス一覧、関連データの保管場所などを記載しておくことで、デジタル遺品の手続きを進めやすくなります。

また「解約してほしいサービス」「削除してほしいデータ」など、自分の希望を残しておくことも大切です。

家族へどの内容を伝えたいのか事前に整理しておくことで、万が一の場合でも落ち着いて対応しやすくなるでしょう。

自分だけで不安な場合はデジタル遺品の生前整理サービスも検討

Image

『やらなければと思っているけれど、何から手をつければいいのか全くわからない』——デジタル終活について話を聞いた多くの方から、こうした声が聞かれました。

NTTドコモ モバイル社会研究所の2026年の調査では、デジタル終活を知っていても実施していない人のうち「何から始めればいいのかわからない」が37%と最も多い結果となっています。

必要な情報を残しつつ、削除したいデータを整理したい方は、デジタル遺品の生前整理サービスを利用することも選択肢のひとつです。

出典:NTTドコモ モバイル社会研究所

家族に残す情報と削除したい情報を整理できる

デジタル遺品には、プライベートな情報が含まれていることもあります。

たとえば、スマホに残る写真や検索履歴SNSのメッセージLINEのトーク履歴などは、家族に見られたくない方も多いでしょう。

その一方で、ネット銀行やネット証券の情報、各種サービスのアカウント情報、サブスクリプションの契約情報などは、家族が困らないよう残しておくことも大切です。

デジタル遺品の生前整理では「残したい情報」「削除したい情報」を整理しておく必要があります。

一人では難しいデジタル遺品整理も相談できる

『残すべきか消すべきか、自分では判断できない』と打ち明けてくれた方もいました。万が一の場合に備えてデジタル終活を始めたいものの、一人では何をどう整理すればよいのか、途方に暮れるケースは少なくありません。

デジタル遺品の生前整理サービス「デジ・タクセル」では、残したい情報と削除したい情報を、専門家と相談しながら整理できます。

また、不要なデータ整理は専門エンジニアが対応し、必要な情報についても、指定した継承者へ適切に引き継げるようサポートしています。

デジタル終活を一人で抱え込まず、専門家へ相談しながら進められる点は、大きな安心感につながるでしょう。

まとめ|家族が困らないために今からデジタル遺品対策を始めよう

デジタル遺品対策は、誰にとっても身近な問題になっています。

対策をしていないと、死後に家族が手続きを進められなかったり、見られたくないデータが残ってしまったりする可能性があります。

家族が困らないためにも、スマホ内のデータ整理やパスワード管理、利用サービスの確認などを少しずつ進めておくことが大切です。

また、家族へ残したい情報と削除したい情報を整理する方法として、生前整理サービスを利用する選択肢もあります。

一人での対策に不安がある場合は、専門家へ相談しながら進めることも検討してみましょう。


【デジタル資産バトン(デジタル遺品調査サービス)のご案内】

「故人が遺したPCやスマートフォンのパスワードが分からず、開けない」 「ネット銀行や仮想通貨を保有していたはずだが、情報が見つからない」 「どのようなデジタル資産があるか分からず、相続手続きが進められない

ご家族が亡くなられた後の、デジタル遺品の整理でお困りではありませんか。 「デジタル資産バトン」は、ご遺族に代わって故人のPCやスマートフォンなどを調査し、相続に必要なデジタル資産の情報を見つけ出すサービスです。

私たちは、ご遺族のお気持ちに寄り添い、以下の内容で信頼性の高い調査をお約束します。

✔️ PC・スマートフォンのデータ調査 ロック解除やパスワード解析を行い、アクセスできなくなった故人のデジタル機器を調査します。専門技術で内部のデータを抽出し、資産や契約の手がかりを探します。

✔️ デジタル資産の発見サポート 調査で得られた情報をもとに、ネット銀行、証券口座、暗号資産(仮想通貨)、各種サービスの契約など、ご遺族が把握していなかった資産や契約の発見をサポートします。

✔️ 相続手続きのための報告書作成 発見された資産や契約に関する情報を整理し、相続手続きに利用しやすい形で報告書としてお渡しします。

✔️ 徹底した秘密保持 故人のプライバシーと、ご遺族からお預かりする情報を厳格に管理し、秘密を守ります。安心してご依頼いただける体制を整えています。

✔️ 専門家との連携 調査結果をもとに、弁護士や税理士など相続の専門家へのご相談が必要な場合も、スムーズな連携が可能です。

故人の大切な資産を、確実な形で未来へつなぐために。 まずはお困りの状況を、専門の担当者へお聞かせください。

▼ 詳細・ご相談はこちらから ▼

目次