「エンディングノートを書いたから安心」とは限らない時代に
終活というと、少し前までは「エンディングノートを買って、財産や葬儀の希望を書いておく」というイメージが一般的でした。
ところが2026年現在、私たちの大切な情報の多くは、紙ではなくスマートフォンやインターネットの中にあります。
ネット銀行、ネット証券、クレジットカード、サブスクリプション、SNS、クラウド写真、メール、ポイント、暗号資産——。
もし明日、自分でスマートフォンを操作できなくなったら、家族はこれらの存在に気づけるでしょうか。
そこで役立つのが、終活アプリやデジタル終活ツールです。
最近では、スマートフォンで気軽にエンディングノートを作成できるアプリだけでなく、家族と情報を共有できるサービスや、死亡後のデータ引き継ぎに備えるApple・Googleの公式機能まで用意されています。
ただし、便利だからといって、何でもアプリに入力すれば安心というわけではありません。
「情報を書き残すこと」と「万が一のときに家族がその情報を見つけ、実際に手続きできること」は別の問題だからです。
この記事では、2026年時点で利用できる代表的な終活アプリ・デジタル終活ツールを比較しながら、それぞれのメリットや注意点、実際に利用した人の評判までわかりやすく紹介します。
この記事でわかること
✅ 2026年に利用できる代表的な終活アプリ・ツール
✅ エンディングノートアプリごとの特徴と選び方
✅ 実際に利用した人の口コミ・評判
✅ Apple・Googleでできる死後のデータ対策
✅ 終活アプリだけに頼ると困るケース
✅ デジタル遺産目録とアプリを組み合わせる方法
✅ 専門家によるデジタル生前整理が役立つケース
なぜ今「終活アプリ」が必要なのか
まず知っておきたいのが、終活そのものが急速に「デジタル化」しているという現実です。
国民生活センターが2024年に公表した資料によると、スマートフォンでインターネットを利用する人の割合は、60代でも78.3%、70代でも49.4%に達しています。
つまり、デジタル終活は若い世代だけの問題ではありません。
銀行や証券会社でもペーパーレス化が進み、取引や各種通知の多くをスマートフォンやメールだけで確認している人も珍しくなくなりました。
家族が「存在そのもの」に気づけない
通帳なら、家の引き出しを探せば見つかる可能性があります。
ところが、ネット銀行はどうでしょう。
スマートフォンが開かなければ、
- どこの銀行を使っていたのか
- 口座がいくつあるのか
- そもそも口座が存在するのか
さえ、家族にはわからない場合があります。
暗号資産やネット証券、電子マネー、ポイントなども同様です。
相続トラブルを防ぐ「デジタル遺産目録」の作り方|遺族が気づけないリスクと対策でも、デジタル遺産の大きな問題として、現物がなく、本人以外が存在に気づきにくいことが解説されています。
特に、
- ネット銀行・ネット証券
- 暗号資産
- 電子マネー・ポイント
- サブスクリプション
- SNS
- メール
- スマートフォン・パソコン
といった情報は、元気なうちに一度洗い出しておくことが重要です。
実際に起きている「スマホが開かない」問題

これは単なる想像上の話ではありません。
国民生活センターには、実際にデジタル遺品に関する相談が寄せられています。
事例①:亡くなった家族のネット銀行が確認できない
国民生活センターが紹介している事例では、亡くなった家族が利用していたネット銀行を確認しようとしたものの、スマートフォンのロックが解除できず、口座情報を確認できなかったケースがあります。
携帯電話会社などに相談しても、初期化の案内は受けられる場合がある一方、本人が設定した画面ロックを解除して端末内のデータを取り出せるとは限りません。
ここで怖いのは、「パスワードがわからない」だけではなく、「どこの銀行に財産があるのかさえ把握できない」ことです。
相続財産の存在に気づけなければ、遺産分割や相続手続きにも影響する可能性があります。
事例②:亡くなった家族のサブスク課金が止められない
別の相談事例では、契約者が亡くなった後もサブスクリプション料金の請求が続き、遺族が解約に苦労したケースが紹介されています。
本人しかIDやパスワードを知らない場合、遺族が契約内容を確認するだけでも手間がかかります。
月額1,000円程度なら大した金額ではないと思うかもしれません。
しかし、
- 動画配信サービス
- 音楽配信サービス
- クラウドストレージ
- 有料アプリ
- オンラインサロン
- セキュリティサービス
などを複数契約していれば、毎月の負担は無視できません。
本人が亡くなったからといって、すべてのサービスが自動的に解約されるわけではありません。
だからこそ、生前に契約サービスを一覧化しておくことが大切なのです。
2026年版|終活アプリ・デジタル終活ツール比較

現在利用できる代表的なサービスを、目的別に比較してみましょう。
| サービス・機能 | 主な用途 | 料金 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| わが家ノート | エンディングノート・健康管理 | 無料 | 初めて終活を始める人 |
| SouSou | エンディングノート・メッセージ・思い出 | 無料 | 家族へ想いを残したい人 |
| つなぐノート | 資産・ID・家族との情報共有 | 無料/一部有料機能あり | デジタル情報を整理したい人 |
| Apple「故人アカウント管理連絡先」 | 死後のAppleデータ引き継ぎ | 無料 | iPhone・Mac利用者 |
| Google「アカウント無効化管理ツール」 | 長期間利用されない場合のデータ共有 | 無料 | Gmail・Googleフォト利用者 |
| デジタル遺産目録 | 資産・契約の一覧化 | 自作可能 | 相続対策も重視したい人 |
※料金・サービス内容は2026年8月確認時点です。今後変更される可能性があるため、利用前に公式サイトをご確認ください。
おすすめ①「わが家ノート」——終活初心者でも始めやすい
「終活と言われても、何を書けばいいのかわからない」
そんな人に使いやすいのが、三菱UFJ信託銀行が提供している「わが家ノート」です。
エンディングノートだけに特化しているわけではなく、日々の健康管理なども組み込まれているため、いきなり「死後の準備をする」という重たい感覚になりにくいのが特徴です。
三菱UFJ信託銀行の口座を持っていなくても利用できます。
2026年8月確認時点では、App Storeの「わが家ノート」ページでも、多くの利用者から評価されています。
実際に使った人の評判は?
利用者レビューを見ると、
「紙のエンディングノートより気軽に始めやすい」
「後から内容を修正できるのが便利」
「健康管理と一緒に将来のことを考えられる」
といった趣旨の声があります。
一方で、操作時の読み込みや使い勝手について改善を求める声も見られます。
紙のノートの場合、「きれいに完成させなければ」と思って、なかなか最初の1ページを書けないことがあります。
その点、アプリなら何度でも書き直せます。
まず終活を始めるための入口として使いやすいアプリといえるでしょう。
おすすめ②「SouSou」——財産だけでなく「想い」を残したい人向け
終活では、お金や契約情報だけが大切なのではありません。
「家族に伝えておきたかったこと」
「子どもや孫に残したい言葉」
「自分がどんな人生を歩んできたのか」
こうした記録も、大切な終活の一部です。
「SouSou」は、エンディングノートに加え、写真やメッセージなどを残せる終活アプリです。
App StoreのSouSou掲載ページでは、実際の利用者レビューも確認できます。
利用者の声から見える特徴
レビューでは、
- 終活という重たいイメージが少なく使いやすい
- 写真と一緒に自分の人生を振り返れる
- 家族にメッセージを残せる点がよい
といった趣旨の評価が見られます。
親族との死別をきっかけに、「自分も家族へ意思を残しておきたい」と考えて利用を始めた人もいます。
一方で、操作性や機能について今後の改善を期待するレビューもあります。
財産情報だけではなく、思い出やメッセージを残したい人に向いている終活アプリといえるでしょう。
おすすめ③「つなぐノート」——デジタル情報まで整理したい人向け
終活アプリの中でも、デジタル終活との相性がよいのが「つなぐノート」です。
資産情報だけでなく、
- ID・アカウント情報
- 医療情報
- 家族に伝えておきたいこと
- デジタル上の各種情報
などを整理できるのが特徴です。
App Storeの「つなぐノート」掲載ページでは、利用者の評価やレビューも確認できます。
「一元管理できて便利」だからこそ注意したいこと
利用者からは、さまざまな情報をまとめて管理できる点を評価する声があります。
一方で、終活アプリでは非常にセンシティブな情報を扱うため、
「どこまで情報を登録するべきか」
「セキュリティは十分か」
「長期間サービスが継続するか」
といった点を慎重に確認したいという趣旨の意見も見られます。
これは非常に大切な視点です。
便利だからといって、
- 銀行口座
- ログインID
- パスワード
- 暗証番号
- 資産情報
- 家族情報
などを何でも一つのサービスに集約すればよいとは限りません。
終活アプリを利用する際には、
「何を記録するのか」
「どこまで記録するのか」
「誰が見ることができるのか」
「情報はどのように保護されるのか」
まで確認することが大切です。
アプリ以外にも確認したい2つの公式機能

終活アプリとは別に、iPhoneやGoogleサービスを日常的に利用している人には、確認しておきたい機能があります。
Apple「故人アカウント管理連絡先」
iPhone利用者なら知っておきたいのが、Apple Accountの「故人アカウント管理連絡先」です。
あらかじめ信頼できる人を指定しておくことで、自分の死後、その人が所定の手続きを経てApple Account内の一部データへアクセスできる仕組みです。
対象となるデータには、写真、メッセージ、メモ、ファイルなどが含まれる場合があります。
ただし、
- iCloudキーチェーンに保存されたパスワード
- パスキー
- 支払い情報
- 購入した一部のコンテンツ
など、管理連絡先であってもアクセスできない情報があります。
詳しい条件や設定方法については、Apple公式「故人アカウント管理連絡先を追加する方法」で確認できます。
つまり、設定したからといって、「iPhoneの中にあるすべての情報を家族へ引き継げる」わけではありません。
この点は勘違いしないよう注意しましょう。
Google「アカウント無効化管理ツール」
GmailやGoogleフォト、Googleドライブを利用している人は、「アカウント無効化管理ツール」も確認しておきましょう。
一定期間Googleアカウントを利用していない状態が続いた場合に、
- 誰へ知らせるのか
- どのデータを共有するのか
などを事前に設定できます。
Googleフォトに家族写真を大量に保存している人や、Googleドライブに重要な文書を保存している人は、検討しておきたい機能です。
詳しい仕組みについては、Google公式「アカウント無効化管理ツールについて」で確認できます。
終活アプリを選ぶときの5つのチェックポイント

終活アプリは、名前や口コミだけで選ぶのではなく、次の5点を確認しましょう。
① 自分の目的に合っているか
終活といっても目的は人それぞれです。
- 家族に想いを残したい
- 財産を整理したい
- IDやアカウントを整理したい
- 葬儀や介護の希望を伝えたい
- 写真や思い出を残したい
目的によって、適したアプリは変わります。
まずは「何のために使うのか」を決めてから選びましょう。
② 家族が実際に情報を受け取れる仕組みがあるか
自分だけが見られるアプリに大切な情報を書いても、家族がそのアプリの存在を知らなければ意味がありません。
例えば、
「スマートフォンの○○というアプリに終活情報をまとめている」
「重要書類はこの場所にある」
など、家族が情報へたどり着く方法を別途伝えておく必要があります。
「書いたから終わり」ではなく、「どうやって家族へ伝わるか」まで確認することが重要です。
③ サービス終了時の扱いを確認する
終活情報は10年、20年と保管する可能性があります。
しかし、デジタルサービスが永久に続く保証はありません。
利用前には、
- 運営会社
- 利用規約
- データのバックアップ方法
- データを外部へ出力できるか
- サービス終了時の対応
なども確認しておきましょう。
重要情報を一つのアプリだけに依存しないことも大切です。
④ パスワードを何でも直接書かない
特に注意したいポイントです。
エンディングノートに、
「銀行名・ログインID・パスワード・暗証番号」
をすべて書き並べてしまえば、情報が流出した際のリスクが大きくなります。
例えば、
- 銀行や証券会社の「名称・口座の存在」だけを目録に記録する
- パスワードは別の安全な場所で管理する
- 「パスワードの保管場所」だけを書いておく
といった分散管理も検討しましょう。
株式会社GOODREIの相続トラブルを防ぐ「デジタル遺産目録」の作り方でも、秘密鍵やパスワードなど重要情報をどのように扱うかが詳しく紹介されています。
⑤ 定期的に更新できるか
5年前に作ったエンディングノートが、そのまま役に立つとは限りません。
例えば、
- 銀行口座を解約した
- 新しいネット証券を使い始めた
- クレジットカードを変更した
- 動画サービスを乗り換えた
- スマートフォンを買い替えた
といった変化は日常的に起こります。
終活情報は「一度作って完成」ではありません。
誕生日や年末など、年に一度は内容を見直す日を決めておくと続けやすくなります。
アプリと一緒に「デジタル遺産目録」を作っておこう

終活アプリを使う場合でも、ぜひ並行して作っておきたいのが「デジタル遺産目録」です。
デジタル遺産目録とは、自分が利用しているデジタル資産やオンラインサービスを一覧化したものです。
例えば、次のような情報を整理します。
| 分類 | 記録する内容 |
|---|---|
| ネット銀行 | 銀行名・支店名・口座番号など |
| ネット証券 | 証券会社名・口座情報 |
| 暗号資産 | 利用している取引所・ウォレットの存在 |
| 電子マネー | サービス名・残高確認方法 |
| サブスク | サービス名・料金・解約方法 |
| SNS | アカウント名・死後の希望 |
| メール | メールアドレス・主な用途 |
| デバイス | スマートフォン・PCの種類 |
| クラウド | Google・Apple・Dropboxなどの利用状況 |
詳しい作成方法については、相続トラブルを防ぐ「デジタル遺産目録」の作り方|遺族が気づけないリスクと対策で具体的に紹介されています。
「自分が何を契約しているのかさえわからない」という人は、
- スマートフォンのアプリ一覧を見る
- クレジットカードの利用明細を見る
- メールで「登録」「お支払い」「月額」などを検索する
- 銀行口座の引き落とし履歴を見る
という順番で確認すると、利用中のサービスを効率的に洗い出しやすくなります。
注意|エンディングノートアプリは「遺言書」ではない
ここは非常に重要です。
エンディングノートに、
「自宅は長男に渡したい」
「預金は娘に相続してほしい」
と書いたからといって、それだけで遺言書と同じ法的効力が生じるわけではありません。
エンディングノートの主な役割は、
「自分の情報や希望を家族へ伝えること」
です。
財産の承継について法的な効力を持たせたい場合には、法律上の要件を満たした遺言書など、別の手続きが必要になります。
デジタル遺産目録についても同様です。
基本的には、財産の「存在」や「所在」を家族へ知らせ、相続手続きを助けるための資料として活用するものと考えるとわかりやすいでしょう。
終活アプリだけでは足りない3つの理由
ここまで読むと、
「便利なアプリを一つ入れて、全部書いておけば終活は完成なのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、実際にはそう簡単ではありません。
理由① 「書いてある」と「実行できる」は違う
例えば、
「自分が亡くなったらSNSを削除してほしい」
「動画配信サービスを解約してほしい」
「この写真だけは家族に見られたくない」
とエンディングノートに書いてあったとします。
しかし、実際に誰が対応するのでしょうか。
その人はサービスへログインできるのでしょうか。
事業者側が遺族からの依頼にどのような手続きを求めるかも、サービスによって異なります。
ここに、デジタル終活特有の難しさがあります。
理由② 家族に見せたい情報と「見せたくない情報」が同じスマホに入っている
ネット銀行の存在は家族に知ってほしい。
でも、個人的なメッセージは見られたくない。
家族写真は残したい。
しかし、検索履歴や個人的なファイルは消しておきたい。
スマートフォンには、「残したい情報」と「消したい情報」が同居しています。
そのため、
「スマートフォンのパスコードだけ家族へ教えておけば大丈夫」
とも言い切れません。
自分のプライバシーを守りながら、必要な情報だけを家族へ残すという視点が必要になります。
理由③ 認知症や突然の事故では、自分で処理できない
デジタル終活は「死亡後」だけを考えるものではありません。
認知機能が低下したり、突然の病気や事故によって意思表示が難しくなったりする可能性もあります。
「そのときになったらスマートフォンを整理すればいい」
と思っていても、その「そのとき」には自分で操作できないかもしれません。
だからこそ、自分で判断し、自分で操作できる元気なうちに整理しておくことが重要なのです。

「記録」から「実行」まで考えるなら専門サービスという選択肢
終活アプリは、情報整理を始めるには非常に便利です。
まず無料のアプリなどを利用し、
「どんな資産があるのか」
「どんなサービスを契約しているのか」
「家族へ何を伝えたいのか」
を整理するだけでも、大きな意味があります。
しかし、
「書き残すだけでなく、万が一の際に必要なデータ整理や手続きまで考えておきたい」
という人には、専門サービスを利用する方法もあります。
デジタル資産の生前整理サービス「デジ・タクセル」では、本人の希望を生前に整理し、デジタル資産やデータについて万が一に備えるサービスを提供しています。
例えば、
- デバイス情報の整理
- 金融機関情報の整理・通知
- 家族へ残すメッセージ
- デジタルデータの整理
- SNSやアプリに関する対応
- サブスクリプションの整理
- 定期的な生存確認
- 専門家による情報整理のサポート
など、一般的なエンディングノートアプリとは異なるサポートが用意されています。
※具体的なサービス内容や対象範囲、料金については変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
終活アプリが主に「情報を記録する道具」だとすれば、専門サービスはその先にある「万が一のときにどうするか」まで考える選択肢といえるでしょう。
まとめ|2026年の終活は「アプリ+目録+実行の仕組み」で考える
終活アプリは、以前よりずっと身近になりました。
紙のエンディングノートを最初から完成させようとすると気が重くなりますが、スマートフォンなら思いついたときに少しずつ入力できます。
今回紹介したサービスを簡単に整理すると、
- まず終活を始めたい → わが家ノート
- 家族へ想いや思い出を残したい → SouSou
- デジタル情報まで整理したい → つなぐノート
- iPhone内のデータ引き継ぎに備えたい → Apple「故人アカウント管理連絡先」
- Gmail・Googleフォトなどのデータに備えたい → Google「アカウント無効化管理ツール」
- 相続財産を見落とされたくない → デジタル遺産目録
という使い分けが考えられます。
大切なのは、どれか一つのアプリにすべてを任せることではありません。
「情報を整理する」
「家族へ伝える」
「必要なデータを残す」
「不要なデータを整理する」
「万が一のときに実際に対応できる仕組みを作る」
ここまで考えることで、初めて現実的なデジタル終活になります。
「まだ元気だから」は、デジタル終活を始める一番いいタイミング
デジタル終活について調べていると、
「自分にはまだ早い」
と感じる人もいるでしょう。
しかし、スマートフォンやパソコンの情報整理は、自分で判断し、自分で操作できるうちに行うのが理想です。
残したい写真。
家族に知らせたい財産。
解約してほしいサービス。
誰にも見られたくない情報。
これらを自分の意思で選べるのは、元気な今だからこそです。
「何から整理したらいいかわからない」
「銀行や証券、SNS、サブスクが多すぎて整理しきれない」
「家族にスマートフォンの中身をすべて見せるのは抵抗がある」
そんな場合は、一人ですべて抱え込む必要はありません。
デジタル資産の生前整理サービスならデジ・タクセルでは、デジタル資産の生前整理について専門家へ相談できます。
「残したいものは確実に残し、見られたくないものは自分の意思で整理する」。
デジタル終活は、死後のためだけの作業ではありません。
自分の情報を自分で管理し、家族の負担を減らし、これからの生活を安心して過ごすための準備でもあります。
まずは今日、スマートフォンを開いてみてください。
そして、
「もし自分がこのスマートフォンを操作できなくなったら、家族が困る情報はないか?」
と考えてみましょう。
その確認が、デジタル終活の第一歩です。
デジタル資産の生前整理サービス「デジ・タクセル」の詳細はこちら
この記事の執筆者

田原 日出夫
現代文・小論文講師/終活・相続ライター
30年以上にわたり国語教育に携わり、東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学など難関大学合格者を多数輩出。誌面ライター13年、Webライター約8年の経験を持ち、終活・相続・デジタル遺産・シニア向けIT活用などの分野で執筆を行う。
複雑な制度や専門用語を、初めての方にもわかりやすく伝えることを信条としている。近親者の相続手続きを自ら経験し、実体験に基づいた情報発信を心掛けている。
参考資料
- 国民生活センター「今から考えておきたい『デジタル終活』―スマホの中の“見えない契約”で遺された家族が困らないために―」
- 国民生活センター「始めましょう!デジタル終活」
- Apple「Apple Accountの故人アカウント管理連絡先を追加する方法」
- Google アカウント ヘルプ「アカウント無効化管理ツールについて」
- 三菱UFJ信託銀行「わが家ノート」
- 終活アプリ「SouSou」
- 「つなぐノート」
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