株式会社GOODREIは、デジタル遺産相続におけるトラブルの実態把握を目的に、遺族による故人のスマートフォンロック解除に関する調査を実施しました。
詳細な調査結果は、プレスリリース全文をご覧ください。
調査の背景
スマートフォンやクラウドサービスが普及し、個人の大切な情報が「デジタル資産」として蓄積される時代。
持ち主の死後、パスワード等が不明なために遺族が故人の重要な情報にアクセスできず、困惑する遺族が直面する現実を社会に共有するため、本調査を実施しました。
調査結果
過去5年以内に近親者を亡くした方を対象に、ロック解除を試みた年を調査したところ、2021年以降、解除を試みる遺族が増加傾向にあることがわかりました。
特に2025年は、調査時点(3月)までの回答数から年間換算すると、2024年を大幅に上回り急増する可能性が示唆されます。これは故人のスマホ所有率の上昇や、スマホ内で管理されるデータの重要性が増していることの表れと考えられます。
スマホロック解除、誰が言い出す?最多は「他の親族」
故人のスマホロック解除を誰が最初に提案したかを尋ねたところ、「他の親族」(30%)が最も多く、次いで「故人の配偶者」「故人の子供」と、やはり身近な家族・親族からの声がきっかけとなるケースが大半でした。
なぜ解除する?動機は「思い出へのアクセス」と「現実的な必要性」
ロック解除を試みた理由で多かったのは「連絡先を確認したかった」、「データ・写真を取り出したかった」などで、
「LINEなどのメッセージ確認」など、遺族が故人との繋がりや大切な思い出を求めていること、また、葬儀の連絡や様々な手続きに必要な情報を探していることがうかがえます。
この調査の詳細については、株式会社GOODREIのプレスリリースをご確認ください。
■本件に関するお問い合わせ
株式会社GOODREI 広報担当
メール:news@goodrei.tokyo